玉川徹氏 進まぬマイナカード普及「人口分の情報が漏れている」 具体策も

 テレビ朝日系「羽鳥慎一モーニングショー」が11日、マイナンバーカード新規取得者や保有者に最大2万円分のポイントを付与するという政府の方針を取り上げ、テレビ朝日の玉川徹氏は「今までの累計で1億1400万人分の情報が漏れている」と恐ろしい数字を出した上で普及策を提言した。

 なかなか普及が進まない中で政府が新たに打ち出した政策に、玉川氏は「不安を取り除くってことが最大の普及策だと思う」と断言。

 漏れるということへの不安がまずあると指摘し、東京商工リサーチが今年1月に発表したとして「去年1年間だけで2515万件の情報が漏れている」「今までの累計で1億1400万人分の情報が漏れている。我々の人口分ぐらいの情報が、既にもう漏れたっていうこと」と具体的な数字を出して説明。

 そして、マイナンバーカードだけが絶対漏れないということは言えないと話し、その怖さにも言及。「漏れたときに、今までの物であればそれぞれバラバラの情報なんですけど、マイナンバーって私たち一生変えられない。これに紐付いた情報が漏れてしまったら、それにいろんな情報が突合されたりしたら、もう個人情報が抜かれた分に関しては丸裸になっちゃいますよね」と語った。

 不安を持つのは当然で、漏れる可能性を考慮し「まず第一は、行政情報だけに限定するっていうことが必要だと思う」と話し、「もう一つは、情報が勝手にいろんな所で使われるんじゃないかと、この不安。だから、どうやって抑止をするかといったら、使ったら知られますよと。これが重要」と提言。

 「日本はデジタル化したいんだったら簡単なことですから、これがこういうふうに使われましたっていうのがプッシュ通知で来るぐらいのことはやっていいと思う。僕、この2つがそろったらすぐ作りますよ」と宣言した。

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