千葉市の千葉競輪場跡地に新設された自転車競技施設「ＴＩＰＳＴＡＲ　ＤＯＭＥ　ＣＨＩＢＡ」が、フィリップモリスジャパンの協力で、施設内の喫煙は加熱式たばこに限定する「煙のない自転車競技ドーム」となることが４日、発表された。１３日から運用を開始する。実施にあたっては、燃焼を伴う紙巻きたばこを禁止し４カ所の加熱式たばこ専用室を新設した。

　この試みは、フィリップモリスジャパンの、加熱式たばこのみ利用可能な施設「煙のないランドマーク」を全国に広げる取り組みの一環として行われた。同社は、地域を代表する観光地やリゾート、商業施設などに、紙巻きたばこの喫煙をめぐる問題解決のサポートとして、加熱式たばこ専用室・エリアの導入などに協力している。現在、千葉マリンスタジアム、仙台ゼビオアリーナなど１５カ所が、この“ランドマーク”となっている。

　同社の鶴岡斉氏は「クリーンで快適な施設というコンセプトに貢献できてうれしく思う。こういった活動が全国へ広がり、喫煙環境の整備等の新たなキッカケになれば」と語った。