吉村知事 大阪府の時短25日全面解除 4人以下など「4ルールを守って」

 大阪府の吉村洋文知事が21日、大阪府庁で「第60回大阪府新型コロナウイルス対策本部会議」の後に定例会見を開き、府内の飲食店に出している時短要請や、酒類提供自粛の全面解除を正式に決定したと発表した。「25日以降、飲食店等にお願いしています時短営業、酒類の提供自粛については、全面的に解除を致します」と説明した。感染減少の状況を踏まえ、31日までとしていた期限を、前倒して解除することを決めた。

 府では、今月31日まで、認証を受けている飲食店には午後8時半まで酒類の提供を認め、午後9時までの短縮を要請しており、府の認証を受けていない飲食店に対しては、酒類の提供自粛と午後8時までの時短営業を要請していた。飲食店に対する制限の全面解除は、昨年の11月以来、約1年ぶり。

 吉村知事は「本当に長い間、特に飲食店の方にご協力いただいた。感謝申し上げます」とした上で、今後について「ただ、ウイルスはゼロになったわけじゃない。飲食の場における4ルールをお願いしたい」と言及。

 (1)同一テーブル4人以下

 (2)2時間以内の会食

 (3)ゴールドステッカー認証店舗の推奨

 (4)マスク会食の徹底

 府独自の会食ルールを設けた上で、「第6波で感染拡大の可能性が高いと判断している。その時に大きな波にしない。大きな波になっても耐えられる医療体制、実務的なフォローを詰めていく」とした。また、大規模商業施設に要請している時短要請についても、全面的に解除すると発表した。

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