堂本光一は「キング・オブ・帝国劇場」 今年3作目の公演「この背中についていけばいい」

 KinKi Kidsの堂本光一(42)と俳優・井上芳雄(42)が共演するミュージカル「ナイツ・テイル-騎士物語-」が6日、東京・帝国劇場で東京公演初日を迎えた。光一は主演ミュージカル「Endless SHOCK」、演出を手掛けた「ドリームボーイズ」(主演・菊池風磨)に続き、日本を代表する劇場である帝劇にクレジットを刻むのは今年3作目。共演者からは「キング・オブ・帝国劇場」の称号を授けられた。

 2~3月に「SHOCK」に主演し、9月の「ドリボ」でも稽古期間をこの歴史ある劇場で過ごした。今作では11月7日まで約1カ月間、ステージに立つ。光一は「1年の3分の1ですからね。帝劇に来るといつも身も心も引き締まりますし、いい緊張感があります」と、“演劇の殿堂”で迎えた初日に、改めて心を震わせた。

 相手役の音月桂(41)は、そんな光一を「キング・オブ・帝国劇場」と称し、「立っているだけで、この背中についていけばいいんだと思う」とリスペクト。数々の舞台で魅了し、共に“キング”の名がふさわしい盟友・井上も「このコロナの状況の中、帝劇で元気に作品が上演されていることは演劇人にとって支えになると思う」と、心を一つにした。

 光一と井上のタッグで18年に世界初演された作品の、3年ぶりの再演。光一が満員の客席を前にするのは昨年2月26日の「SHOCK」以来だ。光一は「素晴らしいステージに立てる幸せをかみ締めながら、一つ一つの公演を大事にしていきたい」と、意気込みを新たにした。

 9月の大阪公演はスタッフの新型コロナウイルス感染で開幕が延期に。宿では上白石萌音(23)らキャスト陣の部屋をリモートでつなぎ、オンライン稽古で士気を高め合った。光一は「みんな意外と落ち着いていて。カンパニーが結束している現れだなと感じた」と、奇禍を力に変えた。

 今作のために伸ばした髪は、肩に付く“セミロング”に。「後ろから見たらキレイなお姉さん。伸びる毛とともに、ふつふつと気持ちを高めていきたい」と笑みをにじませた。

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