“大阪の朝の顔”ABCラジオ「おはパソ」道上洋三アナ脳梗塞で緊急入院 命に別状なし

 ラジオパーソナリティの道上洋三アナウンサー(78)が、脳梗塞のため入院したことが13日、分かった。出演するABCラジオ「おはようパーソナリティ道上洋三です」の中で公表。命に別状はなく、現在は入院して投薬治療を続けている。

 この日、放送された番組の冒頭、代役の堀江政生アナウンサー(58)が11日の午前中、体調に異変があったことを伝え、「いつもと違う雰囲気だなと、気付かれた奥さんが119番したんですね」と早期発見で一命を取り留め、緊急入院したことを説明その上で、病状について言及した。

 「検査の結果、脳梗塞を発症していることが分かった。今は投薬治療を行い、安静にしています。命に別状はありません」。同局の担当者は本紙の取材に、「現状、ラジオ内でお話したことが全てです」と回答。手術の必要性や、退院時期についても未定だという。

 道上アナは今年2月にも、めまいによる体調不良で入院し、5日後に退院。一過性脳虚血発作の疑い、高血圧、糖尿病の疑い、脂質異常症の疑いなど、「5、6種類の病名が書いてございます」と話していた。また、2006年には髄膜腫(ずいまくしゅ)治療などのため休養。18年にも2カ月間、休養した。

 大の阪神ファンとしても知られ、ラジオ内では矢野燿大監督(52)らとも度々共演。関西の名物ラジオパーソナリティとして人気を博す。過去には「声が出る限り続けます。100(歳)ぐらいまで」と、生涯現役も宣言していた。一日も早い復帰が待たれている。

 ◆道上洋三(どうじょう・ようぞう)1943年、山口県生まれ。日大卒業後、アナウンサーとして朝日放送に入社。「ABCヤングリクエスト」初代パーソナリティーなどを経て1977年から「おはようパーソナリティ道上洋三です」を担当。虎ファン歴は半世紀以上。

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