上沼恵美子 仁鶴さん追悼の「バラエティー生活笑百科」出演 かつて相談員として人気
タレントの上沼恵美子が、11日に放送されるNHK「バラエティー生活笑百科『ま~るくおさめまっせ』-ありがとう笑福亭仁鶴さん-」(総合テレビ、後0・15)に出演することが10日、わかった。同局が発表した。上沼は1985年から2013年9月末までレギュラーを務めており、8年ぶりの出演となる。
同日は番組での「四角い仁鶴がま~るくおさめまっせ」のフレーズが全国的に親しまれ、8月17日に84歳で死去した落語家の笑福亭仁鶴さんを追悼。「-笑百科」での思い出の映像を中心に、関係者のインタビューをまじえながら、人柄をしのぶ。
相談員として“ホラ”を吹いて長年番組を盛り上げた上沼は、85年の第1回からオール阪神・巨人らと出演。仁鶴さんが室長として登場した86年3月から共演がスタートした。大スターとして人気絶頂の仁鶴さんとの共演に、最初はとても緊張したという上沼が、仁鶴さんへの思いをじっくりと語る。
初期の相談員は桂ざこば、月亭八方が交代で出演。現在の相談室CEO、桂南光は86年から相談員として出演していた。
また、仁鶴さんの「NHK 上方落語の会」、正月恒例の寄席中継「初笑い東西寄席」などのなつかしの映像紹介される。上沼のほか、阪神・巨人、弁護士の野間督司氏、三倉茉奈、三倉佳奈らが仁鶴さんや、番組での思い出を回想。仁鶴さんの筆頭弟子で上方落語協会会長の笑福亭仁智も、師匠からの心に残る言葉を明かす。
さらに、仁鶴さんの誕生日を祝福して、番組内でピアノを演奏したことのある大阪出身のピアニスト、西村由紀江が「-笑百科」のテーマに仁鶴さんの出囃子(でばやし)「猩々(しょうじょう)くずし」をアレンジしてスタジオで演奏する。
