藤井聡太二冠 年内四冠射程!将棋界最高峰の竜王戦挑戦決定 豊島竜王と十九番勝負

 永瀬拓矢王座に勝利した藤井聡太二冠(代表撮影)
 初手を指す藤井聡太二冠(左)と永瀬拓矢王座(代表撮影)
 第34期竜王戦挑戦者決定三番勝負第2局 対局室に入る藤井聡太二冠(代表撮影)
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 将棋の藤井聡太二冠(王位・棋聖=19)が30日、東京・将棋会館で指された第34期竜王戦挑戦者決定三番勝負第2局で、永瀬拓矢王座(28)に77手で勝利し、豊島将之竜王(叡王との二冠=31)へのタイトル挑戦を決めた。現在2勝2敗で9月13日に第5局が行われる叡王戦とともにタイトルを獲得すると、最年少四冠となる。

 第1局では永瀬王座が意表を突く振り飛車を仕掛けたが、本局は相居飛車の相掛かりに。序盤から駒が激しく動く展開の中で藤井二冠がリードを拡大。最後は粘りが持ち味の永瀬王座も粘れず、藤井二冠の快勝となった。

 竜王戦は持ち時間8時間の2日制。8つのタイトル戦の中で序列が一番高く、優勝賞金は最高額の4400万円だ。藤井二冠は「最高峰のタイトル戦に挑戦できることは光栄かなと思います」と意気込んだ。

 豊島竜王とは、すでに防衛した王位戦七番勝負、進行中の叡王戦五番勝負と合わせ、最大十九番勝負になることが決定。「2日制の8時間なので、王位戦と同じ条件。王位戦でうまくいかなかったところを修正して臨めればと思います」と話した。

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