ジャニーズ・メリー名誉会長死去 93歳、肺炎で 19年7月に弟ジャニー氏他界

 ジャニーズ事務所の名誉会長、藤島メリー泰子氏が14日午前7時35分、肺炎のため都内の病院で亡くなった。93歳。ジャニーズの企業サイトで17日、発表された。

 サイトでは「創業以来、メリーはジャニーが生み出したタレントを支えてまいりました。ファンの皆様が集う場所をファンクラブではなく、ファミリークラブだと申しておりました通り、タレントもファンの皆様も同じ家族の一員であるというその絆を大切にし、ジャニーズのエンターテイメントそのものが共に成長し、お楽しみいただける場所であることに情熱を注いでまいりました。これからも、その背中を見てきたタレントと社員がその思いを受け継ぎ、精進してまいりますので、何卒ご指導賜れますと幸甚に存じます」と記された。

 葬儀・告別式は近親者のみの密葬という形で営まれた。

 弟でジャニーズの創業(1962年)時から社長を務めてきたジャニー喜多川氏(享年87)が2019年7月9日に他界。メリー氏は、同年9月27日付けで、副社長から代表取締役会長に就任。昨年9月には会長から名誉会長という職に就いていた。

 メリー氏の娘で、ジャニー氏のめいにあたる藤島ジュリー景子副社長が新たに代表取締役社長に昇格。18年末にタレント業を引退した滝沢秀明氏(39)が副社長に就任していた。

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