元棋士で重度の肝硬変を患った林葉直子が９日までに更新したブログで、河村たかし名古屋市長がソフトボール女子・後藤希友の金メダルを噛んだことに触れ、「後藤選手優しいよね」と笑顔で対応したことを称賛した。河村市長には「エルメスのバックぐらいプレゼントしてあげなきゃ」と記した。

　林葉は東京五輪について「結果は別にして選手のみなさんが日本はよかったと思ってもらえればいいけど　それにしても日本の若い人たちはよく頑張ってくれてすごい」と各国、地域から来日した選手が日本について良い印象を持ってもらうことを期待し、また日本選手の活躍をたたえた。

　続けて河村市長の行為について「人様のメダルをかじるのはどうかなぁと思うけど」と疑問視し、「それだけ珍しい貴重なものでも嫌がらずに笑顔でいたソフトボールの後藤選手優しいよね」と笑って対応したことに感心した。林葉は「大事なメダルをかじらせてもらった河村市長はエルメスのバックぐらいプレゼントしてあげなきゃ」と投稿した。

　さらに林葉は「あっと言う間にオリンピックも終わりになってきたけど、コロナの数を減らさないようにしないとまずい　東京は５０００人超えているし福岡も７００人以上が二日間続いているから大変。お盆で、帰省したい学生さんもいるだろうけど今年こそはほんとに辛抱しとかなきゃね」と記した。