藤井聡太二冠 竜王戦挑戦者決定三番勝負進出 豊島竜王とのトリプルタイトル戦に“王手”

 将棋の藤井聡太二冠(王位・棋聖=19)が6日、大阪・関西将棋会館で行われた第34期竜王戦決勝トーナメント準決勝で八代弥七段(27)を96手で破り、永瀬拓矢王座(28)との挑戦者決定三番勝負に進んだ。2勝すれば、現在王位戦と叡王戦を戦っている豊島将之竜王(叡王との二冠=31)への挑戦権を得て、トリプルタイトル戦となる。

 振り駒で八代七段の先手となり、矢倉に進んだ。序中盤から藤井二冠が優勢となり、そのまま押し勝った。終局後、藤井二冠は「ここまで進めたのは初めてなのでうれしい。第1局はすぐにあるので、それに向けてしっかり状態をよくして行ければと思います」と意気込んだ。

 次戦対戦相手の永瀬王座については「普段からVS(1対1の練習対局)で教えていただいてるんですけど、序盤の作戦が豊富で、中終盤でも好手を指されている印象があります」と警戒した。

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