坂上忍 しかめっ面で「暗に政府が感染爆発、医療ひっ迫を認めたに等しい」

 俳優・坂上忍が4日、MCを務めるフジテレビ系「バイキングMORE」に出演。政府が自宅療養を基本とする新たな医療方針を示したことに言及し「僕は暗に政府が感染爆発、医療ひっ迫を認めたに等しいと思ってる」などとしかめっ面で話した。

 番組では、菅義偉首相が2日の会見で「重症患者や重症化リスクの高い方には確実に入院していただけるように必要な病床を確保します。それ以外の方は自宅での療養を基本とし、症状が悪くなればすぐに入院できる体制を整備します」と話し、田村憲久厚労省相も3日の会見で「年齢や基礎疾患という面でも比較的症状が軽くてリスクがそれほど高くないというような方に関しては、在宅ということも含めて対応せざるを得ない」と発言したと報道。

 ジャーナリスト鈴木哲夫氏は「7月19日に自民党の幹部と話した時に、だんだん1000人に向かってた時だが、重症者は少ないから大丈夫だ、安心だみたいなことを官邸が言ってた。その時にその幹部が言ってたのは、実は自宅療養が増えてると。それからホテルの療養が増えてると。この辺はまだ中等症なんだけど、これがどうなるかっていうのはものすごい危機感を持たなきゃいけないって言ってた」と紹介。

 その時にはこの状況を予想できていたのに政府が動かなかったのは「オリンピックの開会式がその週にあった。だから、その辺の動きはまだ様子を見ようっていう。つまり、その1週間の遅れみたいなものと、自宅療養者が増えてきてるという、そこへの危機感が足りなかった。だから今回こうなってると見ていいと思う」と断罪した。

 坂上は「今回の緊急事態の発令も1週間遅いという意見がすごく多いですし、僕は暗に政府が感染爆発、医療ひっ迫を認めたに等しいと思ってるんですけど」と批判した。

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