青木源太アナ 侍ジャパンにエール「初球を一振りで決める」千両役者・坂本さすが

 侍ジャパンにエールを送る青木源太アナ(撮影・金田祐二) 
 坂本選手について話す青木アナ 
 ドミニカ共和国戦の9回、サヨナラ打を放ちガッツポーズをする坂本
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 東京五輪の競技や出場選手にゆかりのある著名人がエールを送る企画の第5弾、フリーの青木源太アナウンサー(38)が登場。侍ジャパンの初戦ドミニカ共和国戦でサヨナラ打を放った坂本勇人選手(32)とは、巨人入団1年目から親交があり、活躍を期待する。日本を勝利に導いた千両役者の素顔とは-。

  ◇  ◇

 最後しびれる場面で出てきて、初球を一振りで決めるところが坂本選手の千両役者たるゆえんです。あれだけのスター選手たちが全力疾走を決して怠らず泥臭いプレーをしていたり、鈴木誠也選手が相手投手から挑発されても一切相手にしなかったりするところに、侍ジャパンの強さと誇りを感じました。

 自分が日本テレビ入社2年目のときに坂本選手が高卒でプロ入りしました。野球中継の担当はまず2軍からなので、僕も京王よみうりランド駅から汗だくになりながら階段を登ってジャイアンツ球場に通っていました。1年目に取材をしていて仲良くなり、今はコロナ禍で行けていませんが、年に1、2回は食事をしています。

 入団当初はヤンチャぼうず。チーム内で主力になっていくに従って発言も変わってきた印象です。チームや球界全体について考えるようになっていったように思います。

 田中将大投手と一緒なのがエモいですよね。小学生のときに昆陽里タイガースで同じチーム。巡り巡って東京五輪でも一緒になった。バスケの馬場雄大選手と八村塁選手が同じ中学の先輩後輩だったり、卓球の水谷隼選手と伊藤美誠選手が静岡県のご近所だったり、こういう話が好きなんです。

 短期決戦はラッキーボーイが出てくると思うんです。今までもこれからも、とんでもないことをひょうひょうとやってのけていくであろう坂本選手に注目していきます!

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