関ジャニ・横山「八村さんが命運握る」男子バスケ日本代表にエール
関ジャニ∞・横山裕(40)が26日、バスケットボール男子日本代表へエールを送った。中学時代にバスケットボール少年として活躍した横山は、NBAの試合をインターネット配信で毎晩欠かさず観戦するほどのバスケフリーク。八村塁選手(23=ウィザーズ)、渡辺雄太選手(26=ラプターズ)の2人のNBAプレーヤーを擁し、1976年のモントリオール大会以来45年ぶりに五輪に出場する男子バスケ日本代表に期待を寄せる。
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僕はNBAが大好きで毎晩、試合を見ているんですけど、渡辺さんが2ウェイ契約から本契約を勝ち取るまでの過程をつぶさに見てきたし、八村さんも、レブロン・ジェームズ(レイカーズ)とかアンソニー・デービス(同)とかエグいスーパースターたちとマッチアップしてるのを見て、しびれてました。お2人ともすごく、自信に満ちあふれていますよね。世界最高峰での経験を、日本代表に注入してもらいたい。
日本は1次リーグで世界ランキング2位のスペイン、4位のアルゼンチンと同グループ。そう簡単に勝たせてくれる相手ではないと思いますが、強化試合でフランスを撃破していたのは好材料だし、無観客とはいえ日本開催っていう“ホームアドバンテージ”もあると思います。45年ぶりの五輪。開催国として、何とか爪痕を残す好ゲームを見せてくれたらと思います。やっぱり、日本の命運を握るのは、八村さんじゃないですか。エースである八村さんが活躍しないことには勝ち上がれない。すごいミーハーみたいなコメントやけど、そこに尽きると思う。
バスケットボールっていう競技の魅力は、あっと驚く大逆転劇があるところ。「ブザービーター」(試合終了のブザーと同時に放たれて決まるシュート)っていう言葉があるくらいやから、ギリッギリで急展開の可能性がある。そういう激しい攻防戦がたまらないですね。NBAを見ていても残り0・01秒で引っ繰り返したり、ウソやろっていうようなすさまじい試合があるから。
僕はスラムダンク世代で、中学の頃にバスケをやっていて、大阪市の選抜チームに入ったりもしましたけど、大した実績はありません。芸能界では麒麟の田村裕さんや芸人さんたちと一緒にチームを組んでプレーしていました。最近はもっぱら観る側。今回、ケビン・デュラント(ネッツ)とかデビン・ブッカー(サンズ)とか、ノリにノってるNBAプレーヤーがアメリカ代表として東京に来ている。スーパースターぞろいのドリームチームを観るのも、今回の五輪の楽しみのひとつですね。
僕みたいなもんがおこがましいかもしれませんが、日本代表の方には本当に頑張っていただきたいし、やっぱりバスケって、日本では、まだまだサッカーや野球ほどメジャースポーツではない。今回の五輪を機に、バスケ熱がさらに高まって、もっと目を向けて欲しいなって思う。本当にスリリングな競技やから。
国を挙げてのスポーツの祭典。僕、オリンピアンたちは超人だと思ってる。超人たちの戦いが見られるのは、本当にぜいたく。台本には書けない、筋書きのない感動のドラマが詰まっている。この状況下、アスリートからパワーをもらって、上を向いて頑張ろうって気持ちになったらいいなって思っています。