１月にデビューしたばかりの俳優・長島令玖（１６）が、４作目にして新境地を見せている。氷河期に突入した地球でのサバイバルを描き、きょう２４日に最終回を迎えるフジテレビ系ドラマ「＃コールドゲーム」（土曜、後１１・４０）では、椿鬼奴（４９）の息子・悟役を演じている。

　悟は外面は笑顔を絶やさないが、裏では母親に手を上げている二面性のある少年。「想像もつかないことですし未知のことだったので、役作りは難しかった」。デビュー半年で早くも４作目の出演には「毎回悔いが残っていて、悔いを次の糧にしています」と謙虚に語った。

　その素顔は、俳優と宇宙研究者の二刀流を目指す高校２年生。幼少期に訪れたつくばエキスポセンターに感動し、宇宙に憧れを抱き続けている。「重力に反発するような新しい力を見つけて、新しい乗り物を作ってみたい」と目を輝かせた。

　現在は特進クラスで猛勉強中で「努力して完璧にこなしていきたい。両方とも世界に羽ばたきたい」。２つの大きな夢を、妥協なく追い求めていく。

　長島令玖（ながしま・れいく）２００４年７月２７日生まれ、東京都出身。２１年１月、ドラマ「青のＳＰ－学校内警察・嶋田隆平－」でデビュー。趣味はロボット作りと読書。特技は水泳、トランペット、ＤＩＹ。マイブームはインコと会話をすること。