細田守監督、カンヌで10分超えスタンディングオベーション「本当に光栄」

 アニメーション監督の細田守氏が16日、日本テレビ系「スッキリ」で、カンヌ国際映画祭の会場から生中継で登場。最新作「竜とそばかすの姫」が世界で初上映され、14分も続いたというスタンディングオベーションに「本当に光栄だった」と感激の面持ちを浮かべた。

 細田監督はこの日の未明、現地で行われたレッドカーペットに登場。今年新たに作られたカンヌ・プルミエール部門に日本人で唯一選出されたのが細田監督で「竜とそばかすの姫」が現地で上映された。

 現地から生中継で出演した細田監督は現地の反応に「スタンディングオベーションが長くてビックリしました。10分ぐらい続いていて、手が痛くなるんじゃないかと思うぐらい、本当に光栄だった」と感激の面持ち。

 世界で初めて一般の人にお披露目した形になるが「感激してもらえて嬉しかった。多分海外の方も、日本の方も同じように反応してくれると予想はしている」とも語った。

 今回の作品は、細田監督が大学を卒業し、アニメの世界に入る時に見たディズニー映画「美女と野獣」に感激した思いが下地になっている。「それをモチーフにして作ったので、30年越しにようやく完成したという思う」ともコメント。「大変感慨深い」としみじみ語っていた。

 同作品は日本ではこの日から公開。18日に帰国する予定の細田監督は「2週間隔離期間があって外には出られないが、リモートでみなさんにごあいさつしたい」と、日本のファンにも言葉を届けたいとし「遂に本日公開になります。ネット上の歌姫、ベルの正体は実は田舎のクラスの片隅にいるそばかすの女の子。その子の恋愛と成長の物語です。ぜひ劇場で見て下さい」と呼びかけていた。

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