「おちょやん」子役の毎田暖乃が初舞台 「拍手に感動」大人をやり込め笑い誘う

新作喜劇「一休さん」で初舞台を踏んだ毎田暖乃=京都・南座(提供・松竹)
新作喜劇「一休さん」で初舞台を踏んだ毎田暖乃(右。左は渋谷天外)=京都・南座(提供・松竹)
新作喜劇「一休さん」に出演した(右から)渋谷天外、毎田暖乃、藤山扇治郎、桐生麻耶=京都・南座(提供・松竹)
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 5月まで放送されたNHK連続テレビ小説「おちょやん」で二役を務めた子役の毎田暖乃(まいだ・のの)=(9)が10日、京都・南座で初日を迎えた「松竹新喜劇夏まつり特別公演」の新作喜劇「一休さん」で初舞台を踏んだ。

 毎田は「おちょやん」でも共演した藤山扇治郎(34)が主人公の作品で、家出して茶屋で働く一休さんが大好きな女の子・小夜を演じた。大きな拍手を浴びて登場すると、初舞台とは思えない堂々とした演技を披露。侍役のOSK日本歌劇団・桐生麻耶をやり込めるシーンでは、通常の85%に制限された約900人の観客のマスク越しから笑いが漏れた。

 声もよく通り、朝ドラ視聴者に続いて客席を感心させた毎田は「初めてもらったお客さまの拍手に感動しました。頑張ろう!という気持ちがすごくふくらみました。うれしかったです」と初々しいコメントを寄せた。

 また、久本雅美が「愛の小荷物」に出演して会場を沸かせた。公演は18日まで。

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