都民ファ木下富美子氏、選挙期間中に無免許運転か 免許停止期間中に人身事故
都民ファーストの会に所属する東京都議の木下富美子氏(54)が、都議選の選挙期間中だった2日に車で人身事故を起こしていたことが5日、捜査関係者への取材で分かった。免許停止期間中で、警視庁が自動車運転処罰法違反(過失傷害)や道交法違反(無免許運転)の疑いで捜査している。4日投開票の都議選でも板橋区選挙区で当選している。
2日午前7時半ごろ、板橋区高島平3丁目の交差点で、木下氏の車がバックした際、停車中の乗用車にぶつかり、運転席の50代男性と同乗の女性が軽いけがをした。
木下氏は取材に「事故を起こしたのは事実。2月ごろに免許停止になったが、事故当日は停止期間が終わったと勘違いをしていた。公人でありながら本当に申し訳ない」と話した。都民ファーストの会は「報道が事実であれば、公職に就く者としてあるまじき行為で、猛省を求める」とのコメントを発表。当面の間、会員資格停止処分とし「事実関係が明らかになった時点で改めて厳正な処分をする」としている。
