八代英輝氏 ワクチンパスポートのアナログ申請にあきれ「めちゃくちゃめんどくさい」
国際弁護士の八代英輝氏(56)が2日、TBS「ひるおび」に出演。今月下旬にも導入が予定されている新型コロナウイルスのワクチン接種証明書(ワクチンパスポート)の申請が、市区町村の窓口に直接赴くか郵送する形で行う予定となっていることに「めちゃくちゃめんどくさいですね」とコメントした。
加藤官房長官は1日の会見で、証明書が当初は紙による発行のみだが、並行してデジタル化の検討を進めていくと語った。
政府のアナログな対応に、八代氏はあきれ気味。「この国はデジタル化を指向し始めたんじゃなかったでしたっけ」と皮肉を交え「なんとかオンラインで申請できるように、これからシステムを整備してもらいたいなと思う。これを窓口に行くんじゃ、ハードル高いですね」と残念がった。
コロナにまつわる行政のデジタル化については昨年、保健所や医療機関が新規感染者の情報を共有する際にファックスが使用されていることから、早急な対応の必要性が求められた。同年9月に誕生した菅内閣では平井卓也氏がデジタル改革担当相に就任している。