専門家が指摘「疑わしい人たちをスルーさせてしまうのは問題」ウガンダ選手団2人目感染

 テレビ朝日系「羽鳥慎一モーニングショー」が24日、東京五輪に出場するウガンダ代表選手団で2人目となる新型コロナウイルス感染者が判明したと報じ、国際医療福祉大学主任教授・松本哲哉氏は来日時に成田空港で感染者が1人出た時点で濃厚接触者の判断をはっきりさせておくべきだったと話した。

 ウガンダ代表選手団9人は19日に来日。成田空港の検査でコーチ1人の感染が判明したが、ほかは抗原検査で陰性だった。選手団は20日未明に貸し切りバスで約8時間かけて大阪・泉佐野市へ移動し、PCR検査で全員の陰性が判明。22日に選手団8人と同行職員1人が濃厚接触者に認定され、23日の朝食から部屋食に変更。同日に20代選手1人の感染がわかった。感染者は2人とも無症状だという。

 松本氏は「少なくとも1人陽性になっていて、しかもそのグループが一緒だったということを考えると、濃厚接触者という判断は少なくとも国内に入国する時点で」はっきりさせておくべきで「疑わしい人たちをそのままスルーさせてしまうということはやっぱり問題がある」と断言。「そのままいきなり入国して、どうぞ泉佐野に行って下さいという判断はないと思う」と話した。

 さらに「今回のような事例がこの時点で明らかになったということは、ある意味重要な意味を持っている。今後、国内にこうやって入ってくる人たちに対して検疫という役割をしっかり担ってもらうためには、やはりもう一回やり方を見直していただく必要がある」と今後に生かすべきだと力説した。

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