Ｋｉｓ－Ｍｙ－Ｆｔ２・藤ヶ谷太輔（３３）の主演舞台「ドン・ジュアン」が、２年ぶりに再演されることが２２日、分かった。１０月７日～１７日が大阪・梅田芸術劇場、１０月２１日～１１月６日が東京・ＴＢＳ赤坂ＡＣＴシアターで上演される。

　２０１９年に上演され、藤ヶ谷にとってはミュージカル初挑戦となった思い出深い作品で、主役を続投。相手役には、今年４月に宝塚歌劇団を退団した元トップ娘役の真彩希帆を新たに迎える。

　藤ヶ谷が演じるのは、スペイン・アンダルシアで酒、女、快楽を求め続ける色男のドン・ジュアン。悪徳の限りを尽くす中、真実の愛を知って変貌していく姿が描かれる。

　タイトルロールを再び任され「この作品に再会して、また新たな冒険に出られるのかと思うとワクワクします」と意欲。前回公演を回顧し、「最初は楽譜もほとんど読めず、歌稽古では楽譜の読み方から始まりましたし、フラメンコもフェンシングも初めての経験でした。今思うとよくキャスティングしてくださったな、と思うのですが（笑）」と自虐節を飛ばした。

　宝塚退団後、初舞台となる真彩は、座長の藤ヶ谷に「直接お会いして物事に真摯（しんし）に向き合われる方だと感じました。男性とのデュエットも初めてなので、すごく楽しみにしています」と好印象を抱いていた。