純烈 超豪華“ご近所コラボ”「奇跡的なつながり」、初主演映画に岩崎貴文氏ら曲提供

 ムード歌謡グループ・純烈が初主演する映画「スーパー戦闘 純烈ジャー」(9月10日公開)に豪華クリエイター陣が書き下ろし曲を提供していることが22日、分かった。氷川きよしの「限界突破×サバイバー」で日本レコード大賞の作曲賞を受賞した岩崎貴文氏ら、リーダーの酒井一圭(46)が07年のグループ結成前から勝負所でコラボしようと声をかけていた自宅が近い旧知の三銃士に満を持してアタック。夢のコラボが実現した。提供楽曲は、映画のサウンドトラック(9月15日発売)にも収録される。

 14年の時を経て、リーダーと自宅の近い超豪華な“ご近所さん”たちが集結した。

 名を連ねるBIG3は「限界突破×サバイバー」やジャニーズWESTの楽曲を多く担当している岩崎氏や「プリキュア!」「戦隊」シリーズの常連となる高取ヒデアキ氏、ももいろクローバーZの「ピンキージョーンズ」「『Z』の誓い」などを作曲・編曲したNARASAKI氏。高取氏はメンバーの白川裕二郎(44)がカブトライジャー役で俳優デビューした「忍風戦隊ハリケンジャー」(02年放送)の楽曲を担当していた縁もある。

 07年に純烈を結成する際、酒井が「歌謡グループなので音楽面を安定させたいとメンバーより早く声をかけた純烈の本丸」で自宅が近いことから3者と関係性が深かった。当時は下積み時代が続いたため「厳しい時期に無理くりお願いして、ギャラも払えないみたいなことになって、人脈を傷つけたくなかった」と実現には至らず。しかるべきタイミングを待っていたという。

 NHK紅白歌合戦に3年連続出場し、初主演映画で満を持して合体。ロック、アニソン、アイドル…あらゆるジャンルで活躍するヒットメーカーたちと念願のコラボをかなえ、酒井は「家が近いし、奇跡的なつながりでした。とてつもない人たちなので『純烈ジャー』なんかにありがとうございます!」と感謝しきりだった。

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