吉村知事「7月末から8月末に第5波の可能性高い」と警戒

 大阪府の吉村洋文知事が18日、ABCテレビ「キャスト」(月~金曜、後3・45)に生出演。新型コロナウイルスの特別措置法に伴う緊急事態宣言が20日の期限で解除され、まん延防止等重点措置に移行するが、感染状況や医療提供体制によっては、緊急事態宣言を再び国に「要請します」と述べた。

 大阪府では18日、新規感染者が79人と、先週金曜日に比べ、55人減少。一時は最多449人(※5月4日)に達した重症者数は、110人となった。

 宣言は解除されるが、吉村知事は「いつ(感染者が)増えるか分からない。7月末から8月上旬がものすごく危険だと思ってます」と警戒。年度が替わり、人流が増え、飲み会などの機会が増える4月、年末年始、そして夏休みに入った昨年7月末も感染急拡大となったことを例に挙げ、「昨年と違って、感染力が強いインド株(デルタ株)がすでに(大阪に)入ってきています。ワクチン(接種)進んでいますが、あくまで高齢者であって、感染を広げる(若い)年代にはワクチンが行き渡っていない。(夏休みに入って行動パターンが変わる)7月末から8月上旬に『第5波』になる可能性が非常に高い。警戒しています」と話した。

 実現はしないのは承知の上で、「本当だったら、夏休みなくすぐらいのことをやって、普通の日常生活を続けて、夏休みは冬休みにしよう、っていうぐらいやらないと」との考えを示し、「7月下旬から8月上旬、気をつけていただきたい」と繰り返し警戒を呼びかけていた。

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