ジャーナリスト・末延吉正氏、ミャンマーから入国拒否「ビザが下りない」と告白
ジャーナリストで東海大教授の末延吉正氏が17日、テレビ朝日系「大下容子ワイド!スクランブル」に出演し、現在もミャンマーからビザが下りない状態であることを告白した。
5月下旬に来日していたサッカー・ミャンマー代表ピエ・リヤン・アウン選手が帰国を拒否しているというニュース。5月28日に行われたW杯アジア二次予選の日本代表戦は、軍事クーデター後初の国際試合だったが、同選手は、国歌斉唱の際に「正義」を表現して国軍への抗議を示す三本指を掲げていた。
末吉氏は「今のミャンマーの状況では(帰国するのは)確実に危ない。日本は直ちに難民申請を受け入れるべき」とした。ミャンマーに影響力があるとされる日本が積極的に動かないことに不満を示し「ぼく自身も90年代に随分チェックされていまだにビザが出ない」と明かした。
末吉氏は同局の「ニュースステーション」でミャンマーの軍事政権を批判したことがあり「そういうリストがずっと残ってる」ことが原因だと分析した。「そういう問題について、人権について日本政府はもう少し積極的に言うべきだと思います」と言葉に力を込めていた。
