山尾志桜里氏 内閣不信任案「意義見いだせない」も「賛成です」にネット「結局?」

 立憲民主党など野党4党が15日午前、菅内閣に対する不信任決議案を衆議院に共同提出した。

 国民民主党の山尾志桜里議員はこの直前にツイッターを連続投稿。持論を展開した。

 山尾議員は「私はこの不信任案提出に意義を見出せてません。可決のメドがないからではなく、政権交代の受け皿が存在しないのに不信任を提出することに違和感があり、その違和感が国民をさらに政治から遠ざけないかと危惧しています」と不信任案提出を疑問視。続けて2本目の投稿で「経済と安全保障の現実的提起なしに政権交代の受け皿として国民に認識されることはないから、立憲民主中心の野党共闘は受け皿にはなれない。私たち国民民主党はその現実的選択肢を示そうと奮闘中だけど人数・支持率ともにまだ過渡期。この状況での不信任提出に共感できない…」と理由を述べた。

 しかし3本目の投稿では「ただこの期に及んで財政規律を掲げコロナ禍で経済的に苦しむ人たちを放置している菅政権を信任はしませんので、もちろん不信任には賛成です」と結局、不信任案に賛成を投じることを表明した。

 この書き込みにツイッター上では「結局は賛成?」「提出には否定的だが、不信任案には賛成ですか。ようわからんな」という声が寄せられた。

 一方で山尾議員は「不信任案の処理が、実は対中決議したくない人たちに、今国会で決議をやれない理由に使われることも危惧してる」と記しており、「対中決議は必ずして頂きたい」と支持する声が集まった。

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