鳩山元首相が疑問符「五輪のために我慢を強いるテレワーク実施は主客転倒」

 鳩山由紀夫元首相が14日までにツイッターに新規投稿。総務省が、東京五輪・パラリンピック期間中の49日間においてテレワークの集中的な実施を民間などに求める「テレワーク・デイズ2021」を始めると発表したことを受け、「五輪のためのテレワークは主客転倒」と疑問を呈した。

 対象期間は、五輪開会式の4日前となる7月19日からパラリンピックの閉会式が行われる9月5日までの49日間。この間は選手や関係者の移動が多いことから、接触機会の抑制や交通混雑の緩和を目的として、企業や官公庁にテレワークの実施を呼びかけるという。

 鳩山氏はこのプランを受け、12日付投稿で「政府は五輪の実施で都内のコロナの感染者が1日200人増えると試算した。東京の感染者が1万人増えるということだ。五輪のために死者が出るのである」と指摘。「そこで総務省はその期間国民に我慢を強いるテレワーク実施を求めることにしたようだ」と見解をつづった。

 その上で、鳩山氏は「五輪のためにテレワークか。主客転倒のような気がしてならない」と苦言を呈した。

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