愛原実花、父・つかこうへい氏が愛した紀伊國屋ホール改修にしみじみ「ますますの発展を」
1月から改修が行われ、改修後のこけら落とし公演を翌日に控えた東京・新宿の紀伊國屋ホールで9日、同所にゆかりの深い故・つかこうへい氏と故・井上ひさし氏のリトグラフ除幕式が行われた。
この日、こけら落とし公演となる「新・熱海殺人事件」(10日初日)と「改竄・熱海殺人事件」(24日初日)の舞台あいさつ終了後にロビーにて実施。式にはつか氏の娘で女優の愛原実花と井上氏の娘で劇団こまつ座代表の井上麻矢さんが出席した。
記念のテープカットと序幕に携わった2日。愛原は「父が愛した劇場。ますますの発展をお祈りしております」としみじみ。井上さんも「劇場には幽霊が出ると言われますが、つかこうへいも井上ひさしも幽霊になって(劇場を)守り続けてくれるのだと思います」と感慨深げに話した。