KAT-TUN 熱唱38曲 届けた15年分の感謝 苦難乗り越え突き進んだアイドル道

 KAT-TUNが28日、横浜市のぴあアリーナMMでライブツアー「15TH ANNIVERSARY LIVE KAT-TUN」の神奈川公演初日を迎えた。デビュー15周年を迎えたグループのメモリアルツアー。3人は重ねた年月をかみ締めながら、計38曲の熱唱を届けた。

 15年分の感謝を全身で表した。デビュー曲「Real Face」を歌い上げ、亀梨和也(35)は「声出せない分、心と体で感じて」と熱く呼びかけた。ステージは過去のライブモチーフをちりばめたセットで構成。これまで身につけてきた衣装をリメークして着用し、積み重ねてきた“歴史”を表現した。

 「15年たって、3人でステージに立てるのは奇跡に近い」。上田竜也(37)は感慨をにじませた。中丸雄一(37)も「アイドルグループを15年やるってだけで価値のあること」と思いを口にした。

 01年に6人で結成。06年にCDデビューし、一躍トップグループとなった。しかし、メンバーの相次ぐ脱退で16年には3人に。同年5月から1年8カ月間の充電期間を経て、悩み迷いながらも突き進んできた。

 「普通、3人になったら、もういいんじゃね?という声が出てきてもおかしくない。でも、求めてくれる声を実感した」と中丸。上田も「10代から色んな経験を積ませてもらってきたけど、あの時持ってたメンバー同士の心の底で思う絆は今も変わっていない」と力を込めた。

 歩んできた道のりを刻みながら、これからも3人にしか生み出せない力を届けていく。

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