タレント・堀ちえみが２８日、ブログを更新。２０１１年１２月に結婚した会社員の夫との運命的な出会いについてつづり、ファンをうっとりさせた。

　「パートナーと結婚した理由～出会った頃の２人～」と題し、「主人はずっと若い頃から、私の大ファンでいてくれたみたいでね」との書き出しで、シングルファーザーで２人の子どもを男手ひとつで育てていた夫は転勤が多く、２０１０年は大阪勤務で同じ区内に住んでいたと説明。

　同年９月、当時住んでいた大阪市阿倍野区の路上で「ファンです　今日はお見かけできて光栄です　つい最近こちらに引っ越しました　応援しています」と声を掛けられ「一目惚れというのではなく、彼のオーラというか、存在感があの一瞬でとても強く残っていて、とても気になっていました」と振り返った。

　その後も翌年２０１１年１月に東京行きの飛行機が一緒で、降りた時に１分ほどの短い会話をかわしたという。

　当時はバツ２になったばかり。３度目の結婚なんてないと思っており、仕事一筋で子どもたちを一人で大きくしていくんだ！とめちゃくちゃ気合いを入れて、走り出した時期でもあったという。

　だが、その年の４月にラジオ番組生出演を終えて女性マネージャーと食事をするために夜の銀座辺りを歩いていると、「例の阿倍野の道で声掛けてきた、羽田空港で同じ飛行機に乗っていた、あのシングルファザーの素敵な紳士が、前から歩いてくるではないか！」

　お互い再々会に驚き、そのまま３人で食事に行ったといい、当時のツーショット写真もアップ。それから何度も食事を重ね、当時は東京在住だった夫との遠距離恋愛が始まったという。

　もう二度と結婚はしないという堀の思いは揺らがなかったが、お互いの子どもたちを連れて沖縄に初めて家族一緒の旅行に行った際に、ずっと家族だったような空気感で楽しく過ごせたという。

　その旅行での夜、美しい星を見ながらプロポーズされ「私のあれだけ揺るがなかった気持ち。それが何故か一瞬にして、解けて…思ったことは、『一緒のお墓に入りたい』でした」と述懐。

　それから１０年。「あの時自分の気持ちに素直になれて、本当に良かったと、今でも思っています」と、しみじみと書き込んだ。

　強い縁も感じさせる思い出話に、ファンも感動。「なんて素敵な出会いだったんでしょう～！」「まさしく運命の人」「素敵過ぎて、涙がでました」「縁があると遠回りしても出会えるってことですよね」などと熱いコメントが寄せられた。

　堀は１９８９年に医師と結婚し、３児をもうけたが９９年に離婚。翌２０００年に雑誌編集者と再婚し、２児をもうけたが、１０年６月に離婚した。翌１１年１２月に現在の夫である会社員男性と入籍し、明治神宮で挙式した。ともに２度の離婚歴があり、堀には４男１女の５人、男性には１男１女がおり、堀は７人の母親となった。