西川きよし、澤田隆治さんからの金言振り返る 初仕事は熊の着ぐるみ役

 タレントの西川きよし(74)が17日、16日に88歳で死去したプロデューサーで演出家の澤田隆治さんについて、所属の吉本興業を通じてコメントを発表。澤田さんとの初仕事の際に言葉をかけられたといい「その言葉がこれまでの芸能生活を支えております」としのんだ。

 澤田さんは79年から関西テレビ・フジテレビ系列で放送された「花王名人劇場」を手がけ、横山やすし・西川きよしらが活躍した80年代漫才ブームを巻き起こした。きよしは、17歳で白木みのるの付き人時代に、澤田さんが手がけた朝日放送の「てなもんや三度笠」のリハーサル室で初めて会ったと述懐した。

 初仕事は熊の着ぐるみを着ての出演だったが、終了後に澤田さんから「はやく顔の出せる芸人になりや」と声をかけられた。74歳の今でも、その言葉を胸に刻んでいるという。妻の西川ヘレン(75)も、澤田さんが手がけた朝日放送の「スチャラカ社員」に出演。きよし・ヘレン夫妻の披露宴に招いたことを振り返った。

 19年に放送された「てなもんや-」の特番収録が、澤田さんとの最後になった。きよしは「どの現場にも誰よりも早く来て、熱心に遅くまで働く、一体いつ寝ているのだろうと感じさせる熱意尊敬していました。心からのご冥福をお祈り申し上げます」と結んだ。

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