コロナ治療は赤字 病院借金も「ゴゴスマ」倉持医師「使命」 橋下氏「制度の欠陥」

 11日のTBS系「ゴゴスマ~GOGO!Smile!~」に、新型コロナウイルス感染者を仮設病棟を作って治療している、栃木県のインターパーク倉持呼吸器内科の倉持仁院長が出演した。

 番組でコロナ患者の治療は赤字かと聞かれると倉持医師は「そうですね」と認める一方で、「患者さんを助けることが、きれい事でなく使命なので、1億、2億借金しても、10年たてば返せますから、あまり考えてないですね」と語った。

 行政からの補助については「最初の補助の時は3分の1ほど出してもらったんですが、明らかに第4波は3波の比じゃない。今回の(病床を増やす)分に関してはもうお金のやりとりをしている場合ではないので、まずはとりあえず作って、病床確保」と説明し、「大阪のようになってからでは患者さんに迷惑をかけてしまいますから、個人の力で、できることをめいっぱいやってる感じですね」と語った。

 コメンテーターとして出演した橋下徹弁護士は「倉持さんのような一部の方に負担がかかっている。普通は報酬をお支払いして対応してもらうのが本来のあり方で、借金して対応するというのであれば、日本の政治行政としては大失敗。補助が十分にできないのであれば、厚労省の補助制度が間違い、欠陥ですよ」と指摘した。

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