杉咲花、朝ドラ最終週撮影でセリフミスに「かみ続けて。終わらせないで」

 女優・杉咲花が8日、TOKYO FM「杉咲花のFlower TOKYO」に出演。この日はヒロイン・千代を演じるNHK連続テレビ小説「おちょやん」で共演中の元夫・一平役の成田凌がゲストで登場した。

 10日から番組は最終週に突入する。「やばかったね」という杉咲は、成田に対し「特に思い入れの強いシーンはありますか。思い入れだらけだと思うけど」と質問。これに対し、成田は「当時の千代ちゃんは、誰かが(セリフを)かんだら『もうそのままかみ続けて。このシーン終わらせないで』って言ってましたね」と暴露した。

 杉咲が「寂しかったもん」と振り返ると、成田は「毎シーン、毎シーン、寂しかったね。終わっていくのが。みんなで一緒にやるシーンとか。久々にみんなで一緒にやるシーンとかもあったりして」と同意した。

 そして「面白かったよ、あのときの千代ちゃん。『カット!』って言ったら泣き出しちゃって」と明かすと、杉咲は「違う。それは自分もそうじゃない!」と反撃。成田は「オレは本番中に『あぶない、あぶない(泣きそう)』ってなって、『はいカット!』、あぶねってなったんだよ」と打ち明け、杉咲も「言ってた。センチメンタルな気分になってばっかりでした」と思い返した。

 改めて成田は「思い入れのあるシーン」を「久々に千代と一平が会うシーン」とし、「オレが橋の上で待ってて、鯉を見てたらカツカツと(足音が)聞こえて『振り向くのこえ~』と思いながら。でっかい階段を背に年を取った千代が立ってる。時を感じたよ」と解説。杉咲が「強そうだったでしょ?あの千代」と聞くと、成田は「もうラスボスみたいな圧」と返して笑わせた。

 さらに、成田が「すごい週だったね。撮りながらも。何とも言えない空気がずっと現場にあって」と回想すると、杉咲も「これまで積み上げてきたものがこれだけあると、何も考えなくてもそこに立ってるだけで、すべてのことが解決するっていうか」と説明。成田も「全部が正解というか、間違えようのない空間というか。何をしてても、何を考えても。みんながいるだけで十分っていう。それすごいことだよね」といい、杉咲は「幸せだったね」と結んだ。

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