歌舞伎俳優の市川海老蔵が１日、読売テレビ「あさパラＳ」で漫才コンビ・ハイヒールのモモコと対談。長男・勸玄くんへの教育論を垣間見せた。

　勸玄くんが「海老蔵歌舞伎」（東京・明治座２９、３０日、京都・南座６月４～１３日）で南座に初出演。すると「舞妓さん、芸妓さんと遊ぶことを、早めに教えないといけない」と歌舞伎俳優らしい顔を見せた。これにはさすがのモモコも、８歳の勸玄くんの花街デビューは「早いでしょう！」と思わず止めたほど。

　だが海老蔵は「僕も１３歳、１４歳くらいからだったので」と平然。さらに「ある一線を学ばないといけないというか…越えちゃいけないもの、最近、越える方が多いんで。越えないような教育をね、学ばさないといけない」と市川家の教育論を語った。

　またモモコの歌舞伎好きは本物で、勸玄君の初お目見えなども観劇しており「大阪にも来て下さいよ」と訴えた。「嫌がるかもしれないけど（大阪）来て、足切って休みはったり」と２００７年７月に、大阪松竹座の風呂場のガラスで足をケガして休演したときのことをあげた。これには海老蔵も「結構、前の話ですね」と苦笑いを浮かべていた。