吉村知事「5月11日以降の緊急事態宣言どうするか」 来週分析

 大阪府の吉村洋文知事が30日、大阪府庁で会見。5月1日から本格化するゴールデンウイーク(GW)を前に、府民に新型コロナウイルスへの感染対策を徹底し、自宅で過ごすよう呼びかけた。

 吉村知事は「自宅で過ごしましょう」と記したフリップボードを手に会見。特に「他府県間の移動」「集団でのBBQ、キャンプ等のレジャー、路上、公園等での飲酒」をやめるようメッセージを送った。

 また、緊急事態宣言の期限である5月11日を前に、来週後半の6日または7日に新型コロナ対策本部会議を開催する意向を示した。内容については「人流抑制の効果がどういう状況か、感染者の推移がどういう状況か、専門家の意見も聞いて分析する。(それを踏まえて)5月11日以降の緊急事態宣言をどうするか。(決定する)国に対して、府としてどのような考え方を示すか決める会議になると思う」と明かした。

 緊急事態宣言の延長判断など現状の見込みを聞かれると、「感染1000人を超える日々が続いて、医療体制もきわめて厳しいという認識。緊急事態宣言(の延長か)の判断は、(発出から)まだ1週間も経っていない」と話すにとどめ、「府民の皆さんにご協力をお願いしたい」とした。

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