加藤シゲアキ、林真理子氏に感謝 二足のわらじに迷いも「使えるものはどんどん使え」
NEWSの加藤シゲアキが30日、NHK「あさイチ」にVTR出演。作家の大先輩でもある林真理子氏からかけられた言葉を紹介し、その言葉に「すごく背中を叩かれた」と感謝した。
番組では林氏をゲストに迎えてプレミアムトーク。その中で、林氏も選考委員を務める直木賞で最終候補まで残った加藤がVTRで登場した。
加藤は「作家は本来、顔をあまり出さない方がいいと思っていたりするので、自分がアイドルであるのは武器でもありコンプレックスでもあると、最初の頃は特に強く思っていた」とアイドルと作家の“二足のわらじ”に迷いがあったことも明かした。
だがそんな迷いを断ち切ってくれたのが林氏からの言葉だったという。「ニュアンスですが、全然顔を出すべきだと。どんどん使えるものは使っていきなさいと。コンプレックスを押しのけるようなことを言ってくださった」。
加藤は「そのままでいい、ありのままでいいと、すごく背中を叩いてもらって。その代わり、いい作品を書き続けなさいと受け取った」と振り返り「そこを肯定してくれたのは嬉しかった」と感謝した。
これに林氏は「ずいぶん上から目線で申し上げて申し訳ない」と苦笑すると、加藤の活躍に「書き続けられて素晴らしい。あれだけ忙しい中で…」と感心していた。