米航空宇宙局(NASA)は21日、星出彰彦飛行士(52)ら4人が搭乗する新型宇宙船クルーズドラゴンの打ち上げを、天候不順のため1日延期し、23日午前5時49分(日本時間同午後6時49分)に行うと発表した。
国際宇宙ステーションには野口聡一飛行士が滞在中。日本人飛行士の宇宙同時滞在となれば、2010年の野口さんと山崎直子さん以来の11年ぶり。08年、12年に宇宙飛行を経験した星出さんは今回、ステーション船長を務める。約半年の滞在で、将来の月や火星探査に向けた研究などにも取り組む。星出さんは3月の会見で「安全を確保した上でチームで楽しみたい」と語っていた。