神戸のパンダ「タンタン」25歳に投薬治療 人間では70代に相当 寝ている時間多く食欲少なく

 兵庫県神戸市にある王子動物園のジャイアントパンダ「タンタン」が加齢による心臓疾患の可能性が高いため、投薬治療を受けていることが19日、分かった。動物園の公式サイトが発表した。

 タンタンはメスで1995年9月16日生まれの25歳。ジャイアントパンダは一般的に21歳以上で高齢とされ、人間では70代に相当する。タンタンは最近、運動量が減り、寝ている時間が多く食欲が少ないという。

 異変が見つかったのは、今年1月下旬。週2回実施している定期検診の聴診時に不整脈と頻脈が認められた。その後、しばらくは落ち着いていたが3月23日に再発し、継続的に症状が認められる。

 今後は、連携協定を締結している大阪府立大学や中国ジャイアントパンダ保護研究センターに助言を受けながら、引き続き投薬による治療などを行う。体調の状況によっては、観覧を中止するなど観覧を制限する場合もあるという。

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