水森かおり ご当地ソングの舞台は宮城・鳴子峡「マー君のように人々勇気づける歌に」
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歌手の水森かおり(47)が19日、東京・花園神社で、新曲「鳴子峡」のヒット祈願を行った。
“ご当地ソングの女王”として歌う今年の舞台は、宮城県の紅葉の名所として知られる峡谷。現地には昨年12月にミュージックビデオ撮影で訪れたが、恒例の歌唱キャンペーンはコロナ禍で1度も実施できていないという。「(MV撮影時には)『たくさん観光客が訪れてくれるといいですね』と話してたのに…。今はこういう状況で旅行も難しいので、歌で鳴子峡に行った気持ちになっていただけたら」と歌声に旅情を込めることを誓った。
宮城県のシングル曲は、東日本大震災の前年にリリースした「松島紀行」以来で、「被災地の皆さんに、『かおりちゃんの歌でつらいことを乗り越えられた』と言っていただけた。10年たって宮城の歌を歌わせていただけるのは、大きなご縁を感じます」と感慨深げ。「皆さんの心に響くという意味では、マー君のように人々を勇気づける歌になれば」と、震災10年目に楽天復帰した田中将大投手に、思いを重ねていた。