宝塚音楽学校内で2年ぶり入学式 タカラジェンヌの卵夢へ第一歩

 タカラジェンヌを育成する宝塚音楽学校(兵庫県宝塚市、中西達也校長)第109期生40人(1人欠席)の入学式が16日、2年ぶりに校内で行われた。17・4倍を勝ち抜いた新入生は、憧れの制服に身を包み、晴れやかな笑顔を見せていた。

 昨年同様、新型コロナウイルス感染拡大防止のため、保護者や学校関係者の出席者を極力絞り、国歌や校歌などの斉唱もなし。入学生、在校生はPCR検査を受けて出席した。新入生が、在校生に校章を付けてもらう儀式も、濃厚接触を避けるため中止となった。

 それでも、新入生総代の南平友里愛さんは「舞台人となる覚悟の気持ちが高まり、身の引き締まる思い」と背筋を伸ばした。成績上位入学の千々松春紀さんは「強く憧れた宝塚への一歩を踏み出すことができ、大きな喜び」と笑顔を見せた。

 109期生は2年間、歌・ダンス・芝居など舞台に必要な技術や礼儀などを学び、2023年の宝塚歌劇団入団、初舞台を目指す。

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