蓮舫氏 菅首相に苦言「リーダーとして残念すぎます」会見少なく指名社に偏り

 立憲民主党の蓮舫参議院議員が5日、ツイッターに新規投稿。菅義偉首相がこれまで官邸で行った会見は9回で、質問できたメディア各社の回数は6回からゼロまで大差があるという東京新聞の記事を引用し、菅首相に対して「リーダーとして残念すぎます」と苦言を呈した。

 蓮舫氏は「コロナ禍におけるリーダーの発信はとても重要です。国会における質疑を通じた発信はもちろん、国民に伝える言葉、行動変容をお願いする言葉を届ける会見はとても大事です」と意義を説いた上で、「首相就任以来の会見の少なさ、そして指名社の偏りはリーダーとして残念すぎます」と指摘した。

 報道によると、菅政権が発足した昨年9月16日から、緊急事態宣言の解除を発表した今年3月18日までの9回の首相会見で、最多指名は日本経済新聞とテレビ東京で各6回。5回質問は7社で読売新聞、産経新聞、共同通信は幹事社としてではなく挙手して指名。地方紙では京都新聞が4回、中国新聞が3回だが、東京新聞は毎回挙手しているものの、指名ゼロという。

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