人気特撮シリーズ「仮面ライダー」の生誕５０周年を記念して、「仮面ライダーＷ」（２００９年９月～１０年８月放送）の正当続編マンガ「風都探偵」が、仮面ライダー史上初めてシリーズアニメ化されることが３日、分かった。今回配信開始予定だ。

　「Ｗ」は俳優の桐山漣と菅田将暉がＷ主演した平成仮面ライダーシリーズ第１１作。ハードボイルドな探偵ドラマで、高いドラマ性とスタイリッシュなアクションで人気を博した。決めゼリフは「さあ、お前の罪を数えろ！」。

　１７年８月から週刊ビッグコミックスピリッツ（小学館）で続編となるマンガ「風都探偵」が連載されており、１０巻までの累計発行部数１８５万部のベストセラーとなっている。

　アニメ「風都探偵」は「Ｗ」とマンガ「風都探偵」で描かれた緻密な設定や世界観が引き継がれる。

　「Ｗ」にプロデューサー、マンガに監修で参加した総合プロデューサーの塚田英明氏は「風都の物語は、ついに『アニメ』という新形態を現します。挿入歌『Ｃｙｃｌｏｎｅ　Ｅｆｆｅｃｔ』の歌詞になぞらえるならば、『きっと強くなれる　次のステージへ風が連れていくよ』という節目です。今回集結していただいた優秀なアニメクリエイター陣が、ここで言う『風』。『ファンの気持ちを常に想定した視点』を心掛け、必ずや“満足”へお連れします！」と意気込みを述べている。