長瀬、最後のテレビ出演「TOKIOだからこそ、力の抜けたトークができた」

 TOKIO・長瀬智也(42)が31日、グループを脱退し、30年間所属したジャニーズ事務所を退所した。この日に放送された冠番組「TOKIOカケル」(水曜、後11・00)が最後のテレビ出演となり、ラストメッセージを送った。

 番組では過去の名場面や若かりし頃の長瀬のオフショットなどが公開され、4人そろっての最後のトークに花を咲かせた。エンディングで、長瀬は「本当に長い時間お世話になりまして、今月いっぱいでTOKIOというグループ、『TOKIOカケル』から卒業させて頂くことになりました」とあいさつ。「TOKIOというグループだからこそ、力の抜けたトークができたんだと思う。これからもTOKIOと『TOKIOカケル』をよろしくお願いします」と惜別の言葉を贈り、4人そろって記念撮影した。

 今後は、クリエーターに転身する。昨年7月の退所発表時に長瀬は「長年にわたって培ってきた表現者としてのクリエイティビティーを活かし、裏方としてゼロから新しい仕事の形を創り上げていくことになりました」と報告。もともと関心が高かった音楽活動や映像・映画制作などの分野で、作り手として才能を発揮していくものとみられる。

 表舞台での活動はひと区切りとなる。しかし、メンバー同士の結びつきが深いTOKIOだけに、将来、クリエーター・長瀬とコラボする可能性もあるかもしれない。

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