黒柳徹子が朗読「窓ぎわのトットちゃん」刊行40周年でオーディオブックとして配信
タレントの黒柳徹子(87)の著書で戦後最大のベストセラー「窓ぎわのトットちゃん」が1981年3月の発売から刊行40周年を迎えたことを記念して、黒柳が朗読するオーディオブックとして31日から配信されることが30日、分かった。本編61編中、30編が収録され、1時間56分の再生時間になる。
『絵本をじょうずに読んであげられるお母さんになりたい』と、NHK放送劇団を志望したという黒柳の朗読。関係者によると、90年以前の収録という。この日、都内からオンライン会見を行った黒柳は「本が出たころすぐに録音したもの。聞いてみたら、そんなにヘタじゃない」と完走を明かした。
同作は、黒柳が自身の小学校時代を描いた自伝的小説で、これまでに日本国内で800万部超、全世界で2371万部が発行され、現在も愛読され続けている。