タレント・黒柳徹子（８７）が３０日、１９８１年３月に発売された著書の自伝的小説「窓ぎわのトットちゃん」の刊行４０周年を記念し、オンラインで会見した。

　作品の中で「１００歳まで働きたい」とあることから、現在の夢や興味のあることを質問された。黒柳は「毎日、その日を私らしく暮らせたらいい。あまりいろんなことを考えない人間」と前置きしながら、「９１歳ぐらいで『徹子の部屋』が５０年で終わると思う。５０年で終わったら、政治の勉強をして、政治記者になりたい」と告白した。

　さらに、「『総理！総理！』といろんなことをお聞きしたり。（その後も）１００歳の人間がお聞きしたら（面白い）」と思い描き、再び「政治記者になりたい」と思いを口にした。

　また、健康の秘訣（ひけつ）で思い浮かぶことを聞かれ、「私たちは子供のころ、やみくもに走ってた。学校、道でも走ったんで骨も折れない」と回想。そして、「走ってないと骨も折れるみたい。子供はエネルギーがあるから走る。走ってる子供を見たら、危なくない程度に見守ってあげるのがいいと思う」とアドバイスした。