菅義偉首相が１８日、首都圏の緊急事態宣言解除を決め、夕方に官邸で記者会見を行った。会見中盤にはフリーランス枠で大川興業の大川総裁が質問に立ち、ＮＨＫ「ニュース７」でも完全中継された。大川興業はデイリースポーツの取材に「本人です」と明かし、ネット上ではツイッターのトレンドワードに「大川総裁」が急浮上した。

　会見司会者から「フリーランスの方から、大川さん」と指名されると、スキンヘッドの男性がマスクを外して立ち上がり、記者席中央のマイクの前に立ち「フリーランスの大川興業の大川と申します。いつも連日のコロナ対策お疲れ様でございます」と質問をはじめた。

　大川総裁はコロナ禍の経済対策として「たとえば電子マネーで国民に配布し、期間限定で、コロナ予防ポイントみたいなものをつける。若者たちにすごく関心を持ってもらえると思っている」と聞いた。

　菅首相は最初は、かなり構えた様子で質問を聞いていたが、笑顔で応じ「電子マネーについてでありますけども、いまの発想を、提言として受け止めさせていただきます」と回答した。

　ネット上は「あれホントに大川総裁だったのかｗ」「よくここに入れたね」「何事と思ったら」「大川総裁、記者として乗り込んでいるのか」と投稿が相次ぎ、盛り上がっている。