仁科克基 父・松方弘樹さん代表作「遠山の金さん」演じる「偉大さを改めて痛感」

 俳優・仁科克基(38)が主演を務める舞台「遠山の金さん 天下を揺るがす女」(21日まで、東京・ザ・ポケット)が16日、開幕する。仁科は、2017年に亡くなった松方弘樹さんと女優・仁科亜季子の息子。今作では父が演じた役に挑む。

 仁科は「遠山の金さん」を見て芸や技を磨いてきたという。「見る度に次々に新しい発見がありました。おちゃめでかわいくて、それでいて色っぽい遊び人。一方で重厚で、厳しい中にも優しさ溢(あふ)れる奉行」。中でも松方さんの迫力ある殺陣に圧倒され、「父の偉大さを改めて痛感しました」と胸を熱くした。

 俳優として活躍する父に憧れ、自身も同じ道に進んだ。「同じ道を進むにあたりその父の背中を追いかけ、いつか追い越したい」と意気込むも、「まだまだ到底かなわぬ大きな存在」と仁科。「いつか皆さまから『仁科克基の金さんになってきたね!』と言っていただけるようにこれからもなお一層精進し、芸に励んで参ります」と初日に向け語った。

 松方さんの代表作でもある同作は、1988~96年にテレビ朝日系「名奉行 遠山の金さん」として放送。初代・中村梅之助さんから続く金さんの6代目を担っていた。舞台版の今作でもドラマの世界観や雰囲気を楽しめる。

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