アイドルグループ・乃木坂４６の樋口日奈（２３）が１５日、都内で行われた４月３日初日の主演舞台「フラガール－ｄａｎｃｅ　ｆｏｒ　ｓｍｉｌｅ－」（東京・シアターコクーン）の稽古を公開し、その後の会見に臨んだ。

　樋口にとって、今作が舞台単独初主演。「どうやったらいいんだろうという思いもあった」と振り返り「キャストの皆さんと団結して、人の心を動かすほどの少女たちの熱い気持ちを、見にきてくださる人の心にぶつけられたらと思います」と意気込んだ。

　同作は０６年に公開され、第３０回日本アカデミー賞で優秀作品賞などを受賞した映画「フラガール」（２００６年）を舞台化。舞台としても複数回上演され、１９年は元乃木坂４６で、樋口にとっては同期にあたる井上小百合（２６）が主演を務めた。

　公開稽古では息の合ったダンスを披露。コロナ禍の中での上演となるが「大変な状況だからこそ皆さんの心に刺さるメッセージがたくさん詰まった作品。演じている私たちも力をもらっていますし、これからを生き抜く強さを感じていただけるじゃないかな。１００％を出し切って伝えたい」とＰＲした。

　公開稽古、会見には樋口の他にＡＫＢ４８の山内瑞葵（１９）や劇団４ドル５０セントの隅田杏花（２４）らも出席。昨年「健康について考えた」とダイエットに励んだが、役作りのために体重を「８キロ戻した」という隅田は「あと５キロぐらい増やして（役を）作っていく。体形も楽しみにしていてください」と声を弾ませていた。