加藤浩次 “加藤の乱”きっかけで専属エージェント契約に…発案は加藤自身

 吉本興業は9日、極楽とんぼの加藤浩次との専属エージェント契約について、3月31日付をもって終了すると発表した。加藤は19年10月に同社と「専属エージェント契約」を締結しているが、そのきっかけとなったのが、闇営業問題に端を発する吉本側の対応への不満。「加藤の乱」とも呼ばれた出来事を振り返る。

 加藤は19年7月に、MCを務める日本テレビ系「スッキリ」で、雨上がり決死隊の宮迫博之らが反社会的組織から金銭を受け取っていた問題での、同社の対応を批判。番組内で「今の社長、会長体制が続くなら俺は吉本興業を辞める」と発言。翌日には大崎洋会長とも会談を行うなどしていた。

 この発言は吉本の他の芸人も心配の声を挙げるなど騒動に。“加藤の乱”とも言われた。

 その後、同年8月に吉本側が専属エージェント契約制度を導入するとし、加藤はその制度が自身の発案であることを明かし、エージェント契約を結ぶ意向であると表明。10月1日付で専属エージェント契約を締結した。

 「専属エージェント契約」とは、前段階として、同社との間で「共同確認書」を締結する必要がある。確認書は吉本との専属契約を前提としており、実質的な残留ともいえるが、加藤は「現状の仕事は吉本というエージェントを通してやる。他の仕事は他のエージェントを通す」などと語り、残留という表現は否定していた。

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