フジテレビは８日、東京・台場の同局で春の番組改編発表を行った。現在放送中の人気バラエティー「ダウンタウンなう」（金曜、後９・５５）が３月いっぱいで終了し、４月から同枠で「人志松本の酒のツマミになる話」が新たにレギュラー番組として放送されることが明らかになった。

　「－酒のツマミ」は、「－なう」内で特別編として放送されていた人気企画。ダウンタウン・松本人志（５７）がＭＣを務め、俳優や芸人、アスリート、文化人などのゲストが円卓を囲み、お酒の席が盛り上がる“ツマミになる話”を披露していく。今回、満を持してのレギュラー進出となった。

　「－なう」では、有名人が街の居酒屋などで松本人志や浜田雅功（５７）らとざっくばらんにトークするメーンコーナー「本音でハシゴ酒」が親しまれてきたが、制作局編成部長の斎藤翼氏は「コロナ禍でお店でのロケが難しい」と、改編を決断したことを説明。制作統括の中嶋優一氏は「『ダウンタウンなう』には、のべ５００組のゲストに登場して頂いた。レギュラー番組として一定の役割は終えたのかなと、ダウンタウンのお二人とも話しをした。番組が好調なうちに、次の企画に前向きに移ろうという話になった」と明らかにした。

　新番組では進行役として、千鳥、さまぁ～ず、アンタッチャブル、フットボールアワーなど人気芸人が登場する。「－なう」に出演してきた浜田と坂上忍（５３）の出演の予定はないという。