NHK近江友里恵アナ 涙と笑いの卒業「ブラタモリ」経験活かし4月から街作りの仕事に

 NHKの近江友里恵アナウンサー(32)が5日、MCを担当するNHK総合「あさイチ」(月~金曜、前8・15)を卒業した。3月いっぱいで退職する近江アナだが、有休取得などの関係で、この日で番組を卒業するもの。男女2人組ユニット「T字路s」の歌に涙を禁じ得ない場面もあったが、最後は笑顔で視聴者に別れを告げた。今後は街作りの仕事に携わるという。

 番組後半、男女ブルースユニット・T字路sが「近江さんと皆々さまの未来が実り多きものでありますようにと祈りを込めて」と「泪橋」を披露。近江アナにカメラが切り替わると、ここまで涙を見せなかった目に、涙がたまっていた。

 歌が終わると、近江アナは涙を流して拍手。共にMCを務める博多華丸・大吉から「近江ちゃんも泪橋?」とからかわれるとハンカチで目元を押さえて照れ笑いし、「『どこに居ても道はあるだろう』という歌詞もすごくすてきでした」と感激していた。

 この日は番組が始まると大吉が「近江アナウンサーも今日で…」と紹介し、近江アナは「スタッフもみんな、朝から泣かせにかかってくる感じがするんですけど、『おちょやん』まで(ヒロインの結婚発表で)泣かせにかかって…」と、苦笑いで朝ドラ受け。

 ラストでは「3年間『あさイチ』を担当させていただき、見てくださってありがとうございました」とあいさつし、「4月からは何をするかというと、個人的な話ですが、街作りの仕事に関わることになりました」と進路を明かした。

 「もともと建物を見たりするのが好きで、『ブラタモリ』で全国各地を歩いた経験や、災害報道の現場で防災・減災を学ばせていただいたことを役立てたい」と説明し、「何より『あさイチ』でたくさんの生活の知恵を学ばせていただいたので、良い街を作って、皆さんに恩返しをしていきたい」と誓った。

 華大には「本当のお兄ちゃんができた感じがしました。寂しいと思わないように、どこかでまた会えると勝手に思っています」と感謝。ゲストのムロツヨシが「LIFE!」のネタ「サスペンダー王子」を「近江さんの未来に幸あれ、幸あれ、幸あれ…」と披露すると、近江アナは「かっこいい」と喜び、「ありがとうございました」と、笑顔で最後の仕事を締めくくった。

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