メイプル超合金のカズレーザーが１９日、フジテレビ系「とくダネ！」に出演。東京五輪・パラリンピック組織委員会の新会長に橋本聖子氏（５６）が選出されたことに「僕だったら断っちゃう」と話しながらもエールを送った。

　番組では冒頭で、“女性蔑視発言”の引責で辞任した森喜朗会長の後任として、自転車とスピードスケートで夏冬合わせて日本女子最多７度の五輪出場を誇る橋本氏の新会長就任を伝えた。

　カズレーザーは「期待しかないというのはありますけど。順当な就任だと思うんですけど…」と期待感を示しながらも、置かれた状況を思いやった。

　「ご本人としてはそんなに乗り気にはなりづらいといいますか、やっぱり火中の栗を拾わされるというか。アスリート出身の政治家として、やっぱりここでオリンピックを中止、延期させた人物には絶対なりたくないわけじゃないですか。ＩＯＣ（国際オリンピック委員会）の出方を見るに多分やる感じになっちゃうんでしょうけど、大成功した東京五輪という評価を得るのは難しい。そこで今就任するっていうのは普通は避けたいし、何らかのリターンが約束されてないと、僕だったら断っちゃうかなあってのは思いましたね」と、リスクを背負っての就任であることを強調していた。